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2025.11.25
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サブキャラクターデザイン・総作画監督を手掛けた松本よしの、オフィシャルロングインタビューを公開!
本作のサブキャラクターデザイン・総作画監督を手掛けた松本よしの、オフィシャルロングインタビューが公開!
デザインで苦労したキャラクター、楽しかったキャラクター、総作画監督として印象に残っている事柄、おススメシーンまで多岐に渡ったインタビュー‼
以下、インタビュー全文
Q:原作マンガを読まれて、どんなところに魅力を感じましたか。
松本:まず驚いたのはコミックス第1巻で表紙を飾っているルドです。絵の力強さをビシビシと感じました。原作者の裏那圭先生はものすごく画力が高い方で、どのカットを見ても心を惹きつけられます。斑獣や荒らし屋とのバトルシーンなどは広角的なレンズ表現でパースを効かせていてカッコいいし、キャラたちの表情も目が力強くインパクトがあります。
Q:物語についてはどんなところに魅力を感じましたか。
松本:本作は、天界から奈落(地上)に落とされたルドが、凄まじい怒りと復讐心を抱きつつ、再び天界を目指す物語です。レグトを殺した人物と自分を落とした天界人に対しての激しい怒りの気持ちから物語が始まりますが、地上でさまざまな人たちとの出会いを経て、ルドは元々持っていた優しさを取り戻していき、心を成長させていきます。成長したルドが怒りと復讐心にどう向き合っていくか、がこの物語の魅力だと私は思います。
Q:松本さんはサブキャラクターデザインを担当されていますが、具体的には誰をデザインされたのでしょうか。
松本:掃除屋では「チャイルド」のディア・ブロ・ギータ、サポーター陣のグリス・フォロ・トウム、オーガストとエイシア兄妹、それ以外では、幼少期のルド・アリスちゃん・レムリン・アモ・獄卒時代のザンカ・ヒョウ、荒らし屋ではクトーニとネルデを担当させていただきました。
Q:その中でも、特にデザインで苦労したキャラクターがいたら教えてください。
松本:ディアでしょうか。髪型の構造がどうなっているのかを把握するのが大変でした。原作漫画のディアの登場シーンを集めて、見比べて試行錯誤しながら、アニメ用にキャラクターデザインを起こしていきました。
Q:一方、デザインしていて楽しかったキャラクターは?
松本:ギータです。彼女自身も可愛いのですが、着ている着ぐるみもとても可愛くて、楽しく作業させて頂きま
した。
Q:ほかにデザイン作業で印象に残った思い出はありますか?
松本:クトーニの足の刺青のデザイン作業です。刺青をした人物のデザインをするのが初めてだったので、どのように描けばアニメとして動かせるのか悩みました。原作漫画のクトーニの足の色々な角度の画像を集めて、石野さんが担当したエンジンの刺青デザインを観察して、見様見真似で作業しました。自分で作業してみて改めて、石野さんのエンジンの刺青のアニメ用としてのデザインの落とし込み方の凄さを実感いたしました。
Q:松本さんは総作画監督も兼任されていますが、その作業で印象に残っているのは?
松本:第2話のルドの回想シーンで、幼いルドがレグトにタオルで顔をゴシゴシされている場面です。ルドにとってレグトから大切な言葉をもらう、かけがえのない思い出のシーンです。また、人物同士が触れ合うシーンは丁寧に描きたいと思っているので、特にこのカットは大事にしたいと思っていました。なので、原画さんと作監さんが描いてくださった演技をもとに、より自然な動きになるよう追加修正を入れさせていただきました。
Q:具体的にはどんなふうに?
松本:大人(親)が子供に顔をタオルでごしごしする時はどういう演技になるのか、それを似たようなシチュエーションで手伝ってもらいながら動画で撮影して確かめてみました。すると片方の顔の汚れしっかりと拭き取ってあげるには、片手でちゃんとゴシゴシし、もう片方の手で相手の頭を支えている必要があることが分かったんです。そういった部分を含め、ルドとレグトの優しい触れ合いの記憶を、より自然に再現できるよう心掛けました。
Q:第2話のこの場面は、SNSのX(旧Twitter)でも好評でしたね。
松本:このカットは第2話の総作監作業で一番最後まで粘ってしまい、話数制作進行さんに多大なご迷惑をおかけしてしまったくらい、丁寧に扱いたいカットだったので、たくさんの方にXで「かわいい」と言っていただけたのはありがたかったです。
Q:各話の作画監督さんとの作業分担は?
松本:レイアウト原画に作画監督さんが修正を入れた後、全体の半分から3分の1前後くらいの数が総作監修正カットとして私のところに回ってくる感じです。話数の状況によってはチェックするカット数は少なくなります。私の場合は、アクションシーンの動きに関してはよほどのことがない限り原画さんと作監さんにお任せしており、できるだけキャラクターの表情や芝居を気をつけてチェックするようにしております。
Q:各話の作画監督さんのお仕事で、松本さんが感銘を受けたものがあれば、お聞かせください。
松本:特に記憶に残ったものは、第6話の作画監督・伊藤嘉之さんのお仕事です。第6話ルドとジャバーの終盤バトルでは、迫力のあるバトルアクションを作監チェックしてくださいました。また、ジャバーがルドと会話しつつ自分に人器の神経毒を打ち混んだ後のジャバーの表情が素晴らしいです。レイアウト原画を活かしつつ、原作漫画の表現をうまく盛り込んで素敵なジャバーの笑顔を作ってくださいました。
Q:ちなみに松本さんが描いていて好きなキャラクターや、応援したいキャラクターは誰でしょう。
松本:描いていて好きなのはギータですね。いつも「かわいいなぁ」と思いながら描いています。応援したいキャラクターはルドです。少し不器用ですが、優しくて素直なところが応援したくなります。
Q:傘や棒、ハサミなど、本作にはさまざまな人器が登場します。松本さんが愛用していて、「これは人器になりそうだ」と思えるものを教えてください。
松本:長く愛用している机です。実家を出た時に両親に買ってもらった立派で頑丈な机を、10 年くらい作業用に使い続けてます。この机の前に座ると「仕事するぞ!」という気分になりますし、私のやる気スイッチを押してくれる人器になっているのかもしれません。
Q:松本さんのオススメシーンと、本作ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
松本:オススメはいっぱいありすぎて選びきれないのですが、第8話のルドがはじめてお菓子を食べるシーンは大好きです。お話も画面もかわいくて、観ていてほっこりするのでオススメです。もちろん、それ以外にもバトルシーンや日常シーンなど魅力的なシーンがたくさんあります。ぜひ、ご自身のお気に入りシーンも見つけてください。監督の菅沼さんを筆頭に、各制作部門が全力で努めております。皆さん日々本当に本当に大変な作業をしてくださっております。たくさんの人たちの愛によって作られている作品だと思います。掃除屋の活躍を見てもらいつつ、ちょっとでもいいのでその背後にいる制作スタッフも応援していただけたら幸いです。そして最後まで一緒にルドを応援してくれると嬉しいです!引き続きガチアクタをよろしくお願いいたしま
す!
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デザインで苦労したキャラクター、楽しかったキャラクター、総作画監督として印象に残っている事柄、おススメシーンまで多岐に渡ったインタビュー‼
以下、インタビュー全文
Q:原作マンガを読まれて、どんなところに魅力を感じましたか。
松本:まず驚いたのはコミックス第1巻で表紙を飾っているルドです。絵の力強さをビシビシと感じました。原作者の裏那圭先生はものすごく画力が高い方で、どのカットを見ても心を惹きつけられます。斑獣や荒らし屋とのバトルシーンなどは広角的なレンズ表現でパースを効かせていてカッコいいし、キャラたちの表情も目が力強くインパクトがあります。
Q:物語についてはどんなところに魅力を感じましたか。
松本:本作は、天界から奈落(地上)に落とされたルドが、凄まじい怒りと復讐心を抱きつつ、再び天界を目指す物語です。レグトを殺した人物と自分を落とした天界人に対しての激しい怒りの気持ちから物語が始まりますが、地上でさまざまな人たちとの出会いを経て、ルドは元々持っていた優しさを取り戻していき、心を成長させていきます。成長したルドが怒りと復讐心にどう向き合っていくか、がこの物語の魅力だと私は思います。
Q:松本さんはサブキャラクターデザインを担当されていますが、具体的には誰をデザインされたのでしょうか。
松本:掃除屋では「チャイルド」のディア・ブロ・ギータ、サポーター陣のグリス・フォロ・トウム、オーガストとエイシア兄妹、それ以外では、幼少期のルド・アリスちゃん・レムリン・アモ・獄卒時代のザンカ・ヒョウ、荒らし屋ではクトーニとネルデを担当させていただきました。
Q:その中でも、特にデザインで苦労したキャラクターがいたら教えてください。
松本:ディアでしょうか。髪型の構造がどうなっているのかを把握するのが大変でした。原作漫画のディアの登場シーンを集めて、見比べて試行錯誤しながら、アニメ用にキャラクターデザインを起こしていきました。
Q:一方、デザインしていて楽しかったキャラクターは?
松本:ギータです。彼女自身も可愛いのですが、着ている着ぐるみもとても可愛くて、楽しく作業させて頂きま
した。
Q:ほかにデザイン作業で印象に残った思い出はありますか?
松本:クトーニの足の刺青のデザイン作業です。刺青をした人物のデザインをするのが初めてだったので、どのように描けばアニメとして動かせるのか悩みました。原作漫画のクトーニの足の色々な角度の画像を集めて、石野さんが担当したエンジンの刺青デザインを観察して、見様見真似で作業しました。自分で作業してみて改めて、石野さんのエンジンの刺青のアニメ用としてのデザインの落とし込み方の凄さを実感いたしました。
Q:松本さんは総作画監督も兼任されていますが、その作業で印象に残っているのは?
松本:第2話のルドの回想シーンで、幼いルドがレグトにタオルで顔をゴシゴシされている場面です。ルドにとってレグトから大切な言葉をもらう、かけがえのない思い出のシーンです。また、人物同士が触れ合うシーンは丁寧に描きたいと思っているので、特にこのカットは大事にしたいと思っていました。なので、原画さんと作監さんが描いてくださった演技をもとに、より自然な動きになるよう追加修正を入れさせていただきました。
Q:具体的にはどんなふうに?
松本:大人(親)が子供に顔をタオルでごしごしする時はどういう演技になるのか、それを似たようなシチュエーションで手伝ってもらいながら動画で撮影して確かめてみました。すると片方の顔の汚れしっかりと拭き取ってあげるには、片手でちゃんとゴシゴシし、もう片方の手で相手の頭を支えている必要があることが分かったんです。そういった部分を含め、ルドとレグトの優しい触れ合いの記憶を、より自然に再現できるよう心掛けました。
Q:第2話のこの場面は、SNSのX(旧Twitter)でも好評でしたね。
松本:このカットは第2話の総作監作業で一番最後まで粘ってしまい、話数制作進行さんに多大なご迷惑をおかけしてしまったくらい、丁寧に扱いたいカットだったので、たくさんの方にXで「かわいい」と言っていただけたのはありがたかったです。
Q:各話の作画監督さんとの作業分担は?
松本:レイアウト原画に作画監督さんが修正を入れた後、全体の半分から3分の1前後くらいの数が総作監修正カットとして私のところに回ってくる感じです。話数の状況によってはチェックするカット数は少なくなります。私の場合は、アクションシーンの動きに関してはよほどのことがない限り原画さんと作監さんにお任せしており、できるだけキャラクターの表情や芝居を気をつけてチェックするようにしております。
Q:各話の作画監督さんのお仕事で、松本さんが感銘を受けたものがあれば、お聞かせください。
松本:特に記憶に残ったものは、第6話の作画監督・伊藤嘉之さんのお仕事です。第6話ルドとジャバーの終盤バトルでは、迫力のあるバトルアクションを作監チェックしてくださいました。また、ジャバーがルドと会話しつつ自分に人器の神経毒を打ち混んだ後のジャバーの表情が素晴らしいです。レイアウト原画を活かしつつ、原作漫画の表現をうまく盛り込んで素敵なジャバーの笑顔を作ってくださいました。
Q:ちなみに松本さんが描いていて好きなキャラクターや、応援したいキャラクターは誰でしょう。
松本:描いていて好きなのはギータですね。いつも「かわいいなぁ」と思いながら描いています。応援したいキャラクターはルドです。少し不器用ですが、優しくて素直なところが応援したくなります。
Q:傘や棒、ハサミなど、本作にはさまざまな人器が登場します。松本さんが愛用していて、「これは人器になりそうだ」と思えるものを教えてください。
松本:長く愛用している机です。実家を出た時に両親に買ってもらった立派で頑丈な机を、10 年くらい作業用に使い続けてます。この机の前に座ると「仕事するぞ!」という気分になりますし、私のやる気スイッチを押してくれる人器になっているのかもしれません。
Q:松本さんのオススメシーンと、本作ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
松本:オススメはいっぱいありすぎて選びきれないのですが、第8話のルドがはじめてお菓子を食べるシーンは大好きです。お話も画面もかわいくて、観ていてほっこりするのでオススメです。もちろん、それ以外にもバトルシーンや日常シーンなど魅力的なシーンがたくさんあります。ぜひ、ご自身のお気に入りシーンも見つけてください。監督の菅沼さんを筆頭に、各制作部門が全力で努めております。皆さん日々本当に本当に大変な作業をしてくださっております。たくさんの人たちの愛によって作られている作品だと思います。掃除屋の活躍を見てもらいつつ、ちょっとでもいいのでその背後にいる制作スタッフも応援していただけたら幸いです。そして最後まで一緒にルドを応援してくれると嬉しいです!引き続きガチアクタをよろしくお願いいたしま
す!
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